明けましておめでとうございます。
朝日、読売、東京、産経、日経の全国紙五紙、元旦朝刊を読んでみた。
まず各紙スクープ的記事は特になし、各紙共通記事はコロナ禍による経済失速の行方、それと中国の経済と軍事台頭による日本の外交問題、今年夏に行われる参議院選挙など。
まず,朝日新聞はコロナ禍以降の未来予想、生活、自然、文化、 環境とそれぞれ取り上げている。
読売新聞、一面は「米高速炉計画 日本参加へ」原発推進の読売らしい記事、「安全性経済性両立」とある、読売は原発を稼働させたいんだろな。また、中国の外交問題に安倍元首相との対談でかなり過激なことを言っている、まぁいずれも読売らしい記事でした。
東京新聞、一面は脱原発関連、原発事故を扱っているのは東京のみ。他は異常気象による世界の農産物の危機。
次は産経新聞、AI社会にで起こるメリット、デメリットについて、米GAFAよる世界制覇等、ビッグデータ集積よる国家をしのぐ情報管理にはちょっと驚きました。北朝鮮拉致問題を取り上げているのは産経だけです。
最後に日経新聞、コロナ禍以降の資本主義の危機について、経済の鈍化の中、貧富の差が拡大する現在の資本主義は正しいのかと言う疑問を投げかけている。
各紙なぜか高齢者問題に触れられていない。これと言って希望の見える明 るい記事の無かった2022年元旦の新聞でした。
2022年1月1日 13:45