2014年5月2日金曜日

3.11あれから3年

 

3.11あれから3
 
 2011311日、あれから3年が過ぎた。
 福島第一原発から25km圏内の福島県川内村で生まれた
 日々、多方の人は「なんにもないところ」と嘆いて暮らしていた
  平和な村は、あの原発事故で、住み慣れた土地を追われ、
  山村の暮らしは一変した。
 
 恐怖から不安へ、失望から怒りへと、辛く苦しい3年であった。
 今でも、戻った人、帰れずにいる人、それぞれの苦悩は続く、
原発周辺の住民は、3年を過ぎた現在でも、
 約16万人が被曝を逃れ、避難生活を送っている。
 
「浜通り」と呼ばれる、海沿いの原発被災地周辺を
ずっと見てきた。月日が経つに連れ、この不条理な惨事が
忘れられていく。
  「忘れる事を責めるな、被災者自身がこの現状を訴えていく」 
    被災者の気骨のある言葉が胸を打つ。
 
    幸い私には、写真という、少しばかりの術を持っている。
 “故郷福島“で起こったこの出来事を写真で伝えてい事に決めた。
 
2720805
千葉県市川市大野町21074
猪狩 英司
                                                             ホームページ  http://hanabusatukasa.wix.com/garisan#