2015年10月31日土曜日

旭化成と東電



横浜の傾斜マンション、到底容認できる問題ではない。
しかし事後の旭化成の対応は真摯だと思う。
不祥事の反省と謝罪の内容は、被害のない棟を含め全棟を建替え、
仮住まいの費用、引越し費用 、慰謝料、の費用を保証し、転居希望者には
分譲価格で買い取る補償内容。

顧みて、原発事故の東電はどうだ、4年が経ち今だに7万人が避難している。
国、行政、と組んで年間被曝量を1mSvbから年間被曝量を20mSvbに変更し
住民の意思など無視して、とにかく早く帰還させ補償を打ち切りたいがために
帰れアピールに必死だ 。

旭化成と東電の違いは、旭化成には「消費者の信頼を要られない企業は存続出来ない」
の危機意識と会社のプライドがあるのだろう。
一方、東電は地域独占、役人とズブズブの関係で利益を確保し、倒産はありえいない
早く再稼働して、「原発事故の損失を取り戻したい」が最優先の会社。
その違いだ。


    ホームページ  http://hanabusatukasa.wix.com/garisan#