3.11あれから3年
2011年3月11日、あれから3年が過ぎた。
福島第一原発から25km圏内の福島県川内村で生まれた
日々、多方の人は「なんにもないところ」と嘆いて暮らしていた
平和な村は、あの原発事故で、住み慣れた土地を追われ、
山村の暮らしは一変した。
恐怖から不安へ、失望から怒りへと、辛く苦しい3年であった。
今でも、戻った人、帰れずにいる人、それぞれの苦悩は続く、
原発周辺の住民は、3年を過ぎた現在でも、
約16万人が被曝を逃れ、避難生活を送っている。
「浜通り」と呼ばれる、海沿いの原発被災地周辺を
ずっと見てきた。月日が経つに連れ、この不条理な惨事が
忘れられていく。
「忘れる事を責めるな、被災者自身がこの現状を訴えていく」
被災者の気骨のある言葉が胸を打つ。
幸い私には、写真という、少しばかりの術を持っている。
“故郷福島“で起こったこの出来事を写真で伝えてい事に決めた。
〒272-0805
千葉県市川市大野町2-107-4
猪狩 英司
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